ダウン症プログラム開発についてのQ&A

南北ちとせです。

上記に関して、最近のよくあるご質問です。現時点の回答ですが、お答えさせて頂きました。

■ダウン症を持つ方への既存の教育プログラムはどのようなものがありますか。

→現在、日本のダウン症を持つ方への一環した既存の教育プログラムはありません。都道府県によって多少異なりますが、幼少期であれば、月に1回の小児科医の問診や手遊び歌などの支援、STの先生からの指導を受けれる地域の機関などを紹介され、そのほとんどは教育ではなく、保護者の集まりの会になっているとお聞きします。

また小冊子などでダウン症についての公的機関の紹介などがある程度で、イギリスの教育プログラムのような「絶対に話ができるようになる」というものを前提につくられた専門の教育プログラムは現在、日本にはありません

■翻訳予定のトレーニングプログラムは海外ではいつ頃からメジャープログラムになっているのでしょうか。

→約30年前からです。ダウン症の研究で第一人者と言われ、世界的に有名なSue Buckley教授と、Down Syndrome International Education の長年におよぶ研究に基づいて開発されているものです。

近日も新しいコースが保護者や教育者向けに次々に開発は進められています。

今回、日本語版を開発予定の「See and Learn」については、イギリスでは現在メジャーなものでアメリカでも販売されていますが、世界ではその2カ国のみです。

■プログラムの内容を教えてください。海外ではいくらで販売されているのでしょうか。

→プログラム内容はアプリとカード、また小冊子の教材です。全て、ダウン症のある子供達に一番効果がある視覚を意識した写真が多い教材になっています。所要時間などは特にありません。

アプリとカード、小冊子は繰り返し使用する目的で作成されています。学習記録が取れるように、記録帳もついています。教材は教材セットは学習レベルにあわせて13種類あります。

金額はセットによりイギリスでは、税抜き£37~£250です。(¥135=1ポンドとして計算して日本円で税抜き4,995円~33,750円)

アメリカでは($70~$300で7,270円~約31,120円で販売されています。

尚、教材セットは発音練習のセット、単語のセット、数字のセット、文章のセットがあります。

■今まで日本に入っていなかったのは、どうしてだと思いますか。

→具体的なことはわかりませんが、日本語版制作に関して、2020年10月23日の早朝、イギリスから連絡があり、「日本の保護者からの問い合わせが多いが、現在、英国米国ベースのものしかないために日本語版の制作について話をしたい」という連絡が入りました。

以前から準備をしてわけではなく、急きょ現地との打合せが始まりました。私が昨年、一昨年とイギリスのダウン症センターを訪問し、実際にプログラムの授業を見ていた事も理由に挙げられます。

また販売元の意見も英国と日本とは教育や言語にも違いがあるため、翻訳に関しても日本の方の協力がないと出来ないとのご意見から、共同開発という形で話が進んでいます。

■オンライン教室はダウン症の方の教育に関わる方が教材を購入し、その後、オンラインでプログラムを受講するのでしょうか。また受講料を教えてください。

→現在、英語版でオンラインコースの受講可能なコース8種類あります。上記の教材は家庭用学習、学校用学習、言語聴覚士とのセッション用など幅広く利用可能です。

オンラインコースは上記の教材を使い、保護者や教育者が受講します。ダウン症のある子供達の正しく効果的な学習環境作りのためのコースで、言語発達、読み書き、問題のある行動の問題解決などを学ぶことができます。

受講料については税抜きで£60~£250のコースがあります。(£1=¥135として計算。税抜き¥8,100~¥33,750)

オンラインコースは1か月間有効でその期限までに受講すれば、修了書を発行します。

■オンラインコースと対面コースの違いを教えてください。

→受講できる場所の違いです。オンラインコースは上記記載の通り。

対面の場合は、各ご家庭や支援学校や支援学級内、事業所内での受講になります。

■アプリはどのように利用するのですか。

→アプリは上記の教材と同じもので、アプリバージョンになったものです。主にipadでの学習用です。

 

まだまだ準備段階ですが、じっくり進めて行きたいと考えています。

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